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増収増益&増配。【高配当株】三井住友FG(8316)2023年3月期決算

高配当株三井住友FG 202303決算 8316 三井住友FG

 

もりっこ。
もりっこ。

おはようございます☆
もりっこ。です。

高配当株 三井住友FG。
2023年3月期決算が発表されました。
この規模の銘柄はあまり個人ブログで記事書いても…という気もするのですが、取り敢えずいってみよー。

かえでさん。
かえでさん。

2023年5月19日現在の株価は5,640円、
配当利回りは4.4%。

尚これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。
また記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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高配当株 三井住友FG 2023年3月期決算

経営成績。


(出典:2023年3月期決算短信

経常収益:6兆1,421億円 (前年同期比 +49.4%
経常利益:1兆1,609億円 (同 +11.6%
親会社株主に属する当期純利益:8,058億円 (同 +14.0%
増収増益!
荒波さん
荒波さん

数値が大きいなぁ~。

最終利益で言うと三菱UFJの約8割程度の状況でしょうか。

プレゼンテーション資料だとこんな感じ。

(出典:2022年度実績の概要

もりっこ。
もりっこ。

一番上の連結粗利益と4番目の連結業務純益は
決算短信の損益計算書には出てこない概念です。
この点は後記。

・業績好調の要因としては、各部門の主要ビジネスがバランスよく増益だった模様。
特に法人向けの貸出が増加。
・為替も好影響。

かえでさん。
かえでさん。

また、減損損失は減少したとはいえ、
店舗の統合整理による減損はまだ発生しています。

上記4連結業務純益の部門別の増減は下記。


(出典:2022年度実績の概要

上のスライドで各部門の主要ビジネス好調とありますが、RT(リテール)部門全体としては減益で、その要因はSMBC日興証券の業績不振によります。

荒波さん
荒波さん

これは株価操作事件の影響やな。

一方で、他の部門(特にGB部門)がカバーしてくれたようです。

RT:リテール事業部門 国内個人向けビジネス
WS:ホールセール事業部門 国内法人向けビジネス
GB:グローバル事業部門 海外ビジネス
GM:市場事業部門 市場関連ビジネス

ちなみに、SMBC日興証券のHPでは決算短信が見れますが、前年と比較すると大幅な減収減益決算となっています。
特別損失には「相場操縦事案による罰金等:57.7億円」といった項目も…。
かえでさん。
かえでさん。

信頼回復しなきゃね。

 

以下は気が向いた人だけ(passでOK)。

(出典:2023年3月期決算短信
上記の決算短信上の連結損益計算書上の青トーン部分の差し引きで、「2022年年度実績概要資料」の1連結粗利益となります。
ハイライトしていないですが、連結損益計算書上の「その他の業務収益」315,754百万円の中から持分法投資損益を抜き出して「2022年年度実績概要資料」の3に表示していると思われます。

財政状態及びCF状況。


(出典:2023年3月期決算短信

BS

(出典:2022年度実績の概要

・預金(負債計上分、個人・法人からの預入れ)増加。
・貸出増加。
・有価証券減少。

貸出増加で融資事業は堅調。

もりっこ。
もりっこ。

有価証券の減少は、進めている持ち合い株式の処分や
債券の評価損ではないかと思われます。

CF
〇営業CFの△(前年比大幅△)
⇒貸出金の増加CF△7兆1,086億円
⇒借用金(負債)の減少△5兆3,687億円

辺りが主な要因かと。

荒波さん
荒波さん

貸出金の増加は事業堅調ということやな。

もりっこ。
もりっこ。

先日三菱UFJリースのブログで、リースや資金貸付をする会社はCF計算書上、
賃貸資産の取得や貸出は営業CF、資金調達は財務CFと項目が泣き別れになり、
事業好調だと営業CFはマイナスになるという話を書きましたが、
銀行業の場合は貸出しだけでなく、預金や社債、借用金(いずれも負債計上)も
営業CFとして同一カテゴライズされています。

〇投資CFの大幅黒字
⇒前期と比較すると有価証券の取得が減少し、償還(債券でしょう)が増加したたため。

増配。

2023年3月期配当は予想より10円増配して240円に。

かえでさん。
かえでさん。

増配ありがとう~!!

 

増収増益。
②RT部門はSMBC日興証券の不祥事響くも他部門で大幅に増益達成。
2023年3月期予想より配当10円増配して240円へ。

2024年3月期業績予想

業績予想。


(出典:2022年度実績の概要

親会社株主に属する当期純利益:8,200億円 (同 +1.8%
かえでさん。
かえでさん。

決算短信だと最終利益のみの予想開示。

✓ 増益。
✓ 事業は好調な見込。
✓ RT事業拡大で与信関係費用は増加の見込。

もりっこ。
もりっこ。

尚、投資家説明会資料見ると、
上記予想利益は不透明感が漂う業務環境において
リスクが顕在化した場合でも最低限やるべき水準とのことで、
想定ほど厳しい環境にならなければより高い数字に
チャレンジするつもりらしいですよ。

かえでさん。
かえでさん。

頼もしい~。

配当予想。

年間250円(前期比10円増配)。

荒波さん
荒波さん

感謝感激雨アラレ。

自己株取得は金融機関を取り巻く不透明な環境を踏まえて、上期決算時まで判断を保留とのこと。

もりっこ。
もりっこ。

2Q決算時のお楽しみ

また、新中期計画の内容確認は今後のブログとしますが、累進配当は継続しております!

三井住友FG 気になるトコロ

不良債権など。

金利スプレッドや保有有価証券の状況(政策保有持ち合い株式の解消動向や金利上昇による債券評価損の状況等)関心のある点は結構ある銘柄ですが、今回はコチラを取りあげました。


(出典:2022年度実績の概要

2023年3月期まで与信関連費用は減少傾向。
(但し、2024年3月期は増加予想)
不良債権残高も2022年3月期より減少。

かえでさん。
かえでさん。

良い感じ。
不良債権はコロナ前まで早く戻って欲しいね。

もりっこ。
もりっこ。

BS上の貸倒引当金についても前期:8,177億円から
2023年3月期:7,503億円と減少しています。
今後の景気後退フェーズ(あるのか!?)は
ちょい心配。

 

新中期経営計画。

新中期経営計画出てます。

荒波さん
荒波さん

気になる!

もりっこ。
もりっこ。

紙面の都合上(笑)今度にします…。
が、一言だけ、、、

累進配当は継続だー!!

早く確認したい人は、、、

増収増益。
2023年3月期配当増配、2024年3月期も更に増配。
2024年3月期も最終利益増益予想。
・中期経営計画出てますよ。
累進配当は継続~!
かえでさん。
かえでさん。

良い決算でした。

もりっこ。
もりっこ。

正直この規模の銘柄の決算確認はどうかなという気もしますが…。
中期経営計画も今度見たいと思います。ただ、、、
「累進配当継続!」
これだけでいいような気もする…(笑)

そんな三井住友FGでした。

それでは、よい1日を!
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コメント

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