おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株の三菱商事。
先日発表された2022年3月期第3四半期において、3月の通期決算予想を上方修正しました。
一方で、みんなが期待していた増配の発表はありませんでした。
ちょっとがっかり!?
2022年3月決算は過去最高益予想。
業績好調。通期予想もスゴっ!
(出典:2022年3月期第3四半期決算短信 より)
上方修正しましたが、この8,200億円は過去最高益予想です。
(出典 IRバンク より)
しかも、ダントツ!
セグメントを見ても、以下の通り。
2022年3月期第3四半期実績。
通期上方修正。
(出典:参考資料 より)
どのセグメントも好調さが伺えます。
増配発表は無し。
しかしながら、結構期待した人も多かったと思いますが増配発表は有りませんでした。
なんでや~
三菱商事といえば、以下のように累積配当を掲げており、比較的株主還元に積極的な会社として認知されていると思います。
(出典:会社HP 配当情報 より)
従って、天然ガスや金属資源の市況状況を鑑みて、ある程度「業績上方修正+増配」を見込んでいた投資家も多かったと思うのですが、増配は発表されませんでした。
ただ、決算資料を読むとこんな記載がされています。
ちゃんと考えてくれるって!
通期決算発表と合わせて追加の株主還元も発表してくれるそうです。
ぱっと浮かぶ背景としては、
- 2022年3月期は次期中期計画の範囲外であっても、ある程度その内容を鑑みた株主還元としたい。
- 天然ガスや金属関係の市況価格が来期以降も続くかどうかはわからない(水もの)。現時点でも保守的に予想はしているいると思うが、もう少し様子見したい(ここは来期予想数値や中期計画にも影響する)。
ってところでしょうか。
個人的にもう少し付け足すと、市況に関しては紛争や
地政学的なリスク動向(これは市況が良い方にも
悪い方にも影響し得る)や、上記資料にあるように
配当のみでなく自社株取得の規模を検討中なのかもしれませんね。
これまた個人的にですが、通期決算時に増配はあると思っています。
そして自社株買いとセットになると思っています(なので増益状況ほどは増配されないと考えています)。
以前どこかで記載しましたが、株主還元の方法として配当に注力し過ぎると、”増配や維持をし続けないと”という空気感が醸成されてしまいます。
キヤノンなんかも大変だったと思う。
一方、自社株買い自体はそもそも単発で良く機動的にできるというメリットが会社側にはありますね。
おれはどっちもウェルカムぢゃ。
高配当株投資をしているので、大きな増配も嬉しいのですが”無理せずでいいよ”というのが本音です。
長期間安定的に高配当水準を継続して下さいな。
そんなこんなで、通期決算発表時、テンション上がりそうな中期計画と共に、
”おあずけ的な”株主還元発表楽しみにして待ちましょう~。
それでは、よい1日を!
尚、当然ですが、これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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