おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
高配当株として人気のメガバンクとゆうちょ銀行の簡単な比較をしてみました。
以前も1度似たようなことをした気もしますが、事業年度も変わっているので改めて。
ざっくりですけどね。
メガバンクの比較
収益性。
(2022年3月期決算短信より作成、以降の作成図表も同様)
収益規模・利益率ともに、三菱UFJFGと三井住友FGが
抜きんでているね。
いずれも高配当には違いないけど、この2社が高配当株投資の投資先として
まず名前が挙がる理由がわかるなー。
・ゆうちょの効率性(ROE)は今一つ。
・みずほFGの利益率も飛びぬけて低い。
ゆうちょの収益構造はちょっと違う。
ゆうちょの有価証券利息・配当金の割合が
飛びぬけてる!
ゆうちょは他のメガバンクより業務規制があって、法人向けの貸出や住宅ローンの貸出が認可されていなかったはず。
従って、多額の資金を国債等で運用しているのが実態のようです。
こーんな感じ。
(出典:2022年3月期決算説明資料)
貸出割合少なっ!
意外に外債多いので、金利上昇時の時価下落の影響も受けるかもね。
この辺りの資産構成も。
やっぱ、ゆうちょは特異だわ…。
もはや債券メインの資産運用会社みたい!?
いろんな規制がまだあって、金融の機能を充分に果たしてくれてるか
といった点は他のメガバンクと比べてもちょっと疑問があるかもね。
ゆうちょ銀行について追記。
ゆうちょ銀行の筆頭株主は日本郵政で、約9割弱程度の株式を保有しているようです。
その日本郵政は、今後ゆうちょ銀行の全株を処分して完全民営化する方針があり、 まず50%程度まで売却予定だそうです。
この点、需給の懸念(将来の売り圧力)や最近の不祥事、
或は上記の通り他のメガバンクとの比較においても
三菱UFJFGや三井住友FGと比べると、高配当株投資(でなくても)
ちょっと注目度が低いトコロではないでしょうか。
みずほFGも同様かなー。
ゆうちょ銀行が完全民営化されて業務規制が撤廃されるとまた風景が変わってくるかもしれないですね。
ホントに表面的な簡単な比較でしたが
たまにはこういうのも。
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