おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 横河ブリッジHD
少し前から気にしている銘柄で先日銘柄確認も行った銘柄です。
2024年3月期3Q決算発表が1/29にありましたのでサラッと確認。
2024年1月30日現在の株価は2,842円、
配当利回りは3.34%。
横河ブリッジHD 2024年3月期3Q
経営成績。
(出典:2024年3月期第3四半期決算短信)
営業利益:127.1億円 (同 +41.9%)
経常利益:127.4億円 (同 +38.4%)
親会社株主に帰属する四半期純利益:97.9億円 (同 +46.0%)
しかも利益の上昇幅が大きい。
手持ち工事が豊富らしく業績は好調です。
主力の2事業の状況を見ると、
〇橋梁事業
当3Q 売上高:718.4億円 営業利益:62.4億円(営業利益率:8.6%)
前3Q 売上高:610.9億円 営業利益:53.5億円(同:8.7%)
〇エンジニアリング関連事業
当3Q 売上高:509.8億円 営業利益:75.5億円(営業利益率:14.8%)
前3Q 売上高:546.0億円 営業利益:40.7億円(同:7.4%)
エンジニアリング関連事業の利益率上昇が全体的な増益に大きく寄与しています。
今回の短信には「システム建築事業の損益の改善」
とだけ理由の記載があります。
3Qは決算説明会資料ないから詳細はわからん。
というか、2Qの決算説明会資料でも損益の改善という記載だけだった気が…。
財政状態。
(出典:2024年3月期第3四半期決算短信)
自己資本比率は59.2%。
ここも業種考えると充分高い。
貸借対照表での科目ベースでの目立った増減は、、、
・売上債権:94.1億円増加。
・借入金・社債:75.9億円増加。
・仕入債務:48.7億円減少。
・賞与引当金:43.0億円減少。
まぁでも貸借対照表全体規模からすると、
特筆するような増減ではない感じですね。
CF計算書は短信に開示なし。
①前年同期比増収増益決算。
②特に利益の増加が目立ち、営業利益率業種考えると高い。
③エンジニアリング関連事業の利益率改善が大きい。
④自己資本比率もまずまず高い。
来期業績予想
業績予想。
(出典:2024年3月期第3四半期決算短信)
営業利益:160億円 (同 +5.1%) 同:79.4%
経常利益:160億円 (同 +3.5%) 同:79.6%
親会社株主に帰属する当期純利益:120億円 (同 +6.7%) 同:81.6%
利益の進捗率が高目です。
例年、4Q各利益の進捗率は約23~38%と事業年度によってマチマチで読みづらい…。
とはいえ、
例年の幅に入るようなら予想は達成見込。
配当予想。
年間95円(2023年3月期から10円増配)。
今回年間配当予想を90円から95円へ増配発表してくれました!
期末配当40円→45円!
横河ブリッジHD 気になるトコロ
受注状況。
(出典:2024年3月期第3四半期決算短信)
※単位は億円。
2Qに引き続き前年同期と比べると、受注高・受注残高ともに減少しています。
それでも橋梁事業はだいぶ盛り返してきましたが、
エンジニアリング関連事業はもう1つですね…。
橋梁事業は(国等の⁉)発注量自体が伸び悩んでいる模様です。
またエンジニアリング関連事業の方も、建設コストの上昇等を要因に設備投資の見直しや延期が散見されるのが受注減の要因の模様。
インフレ局面に入りました。
今後も建設コストは上昇していくことを考えると
少し心配かなぁ。
まとめ
・特にエンジニアリング関連事業の利益率改善の貢献大きい。
・2024年3月期予想増収増益変更なし。
・2024年3月期末配当増配!
・受注と受注残は前年同期比割れ続く…。
受注残高や過去の進捗率実績を見ても通年予想は達成しそうです。
密かに利益は上振れを期待してる…。
一方で、受注残が前期より少ないので、2025年3月期の業績は少し心配かもしれませんね。
4Q受注頑張ってもらいましょう!
横河ブリッジHD 2024年3月期3Q決算でした。
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