おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 情報企画(3712)
超地味銘柄ですが、先日2023年9月期決算発表がありました。
良かったですよ!
2023年11月9日現在の株価は3,175円、
配当利回りは3.15%。
情報企画 2023年9月期
経営成績。
(出典:2023年9月期決算短信)
営業利益:14.1億円 (同 +13.8%)
経常利益:13.9億円 (同 +12.5%)
親会社株主に属する当期純利益:9.6億円 (同 +11.8%)
営業利益率は圧巻の40.1%!!(前期も38.4%)
しっかり増収増益。
しかも高利益率。
こういう営業利益率の高い銘柄
大好物。
ヨダレが止まりません(笑)
決算短信の記載から業績好調の要因を抜粋すると、、、
〇「財務分析・企業評価支援システム」「担保不動産評価システム」受注、販売堅調。
〇その他のシステム「自己査定支援システム」「経費支払事務支援システム」等も増収。
〇メンテナンス・保守部門も堅調。
ちなみに「経費支払事務支援システム」は
インボイス対応を行ったことによる増収らしい。
提供商品・サービスはこちら。
(出典:HP)
青い〇つけた部分が、金融機関向けの提供商品になります。
セグメントは後述。
そして、2023年9月期増配です!!
当初予想の期末配当45円⇒50円になりました。
結果年間配当は90円予想から95円へ。
財政状態。
(出典:2023年9月期決算短信)
自己資本比率は約81.8%!
現預金残高は26.5億円と
総資産の約39.4%を占めます。
財務安全性も抜群。
資産負債で前期比で大きく目立った増減は、現預金約6億円減少と役員退職慰労金が約2.4億円減少。
その他強いて言うと、前期0.7億円あった借入金が2023年9月期末で0円になっています。
役員退職慰労金の減少は、
会長松岡仁史氏の退任による
役員退職慰労金の支払が理由かと。
CF状況。
(出典:2023年9月期決算短信)
〇営業活動CF
営業CFが減少していますが、役員退職慰労引当金の減少:約2.4億円と売上債権の増加:約2.6億円。
前期に比べて期末付近の売上計上が多かったのね。
〇投資活動CF
投資活動CFの支出が大きく増えています。
大きな要因は自己株式の取得:約8.3億円。
結果期末キャッシュは約6億円減少していますが、
残高は何の問題もない水準。
①増収増益。
②営業利益率高水準。
③財務安全性も抜群。
④自己株式の取得が大きく、期末キャッシュは約6億円減少だが、それでも総資産の4割近くを占める。
⑤2023年9月期増配!
来期業績予想
業績予想。
(出典:2023年9月期決算短信)
営業利益:14.5億円 (同 +2.6%)
経常利益:14.5億円 (同 +0.6%)
親会社に属する当期純利益:9.8億円 (同 +1.6%)
増収増益予想です。
営業利益率は若干下がって39.1%予想。
配当予想。
年間100円(2023年9月期から5円増配)。
わーい!
情報企画 気になるトコロ
不動産事業。
セグメント別の売上と営業利益率は下記。
売上:33.3億円(前期:30.4億円)、営業利益:14.0億円(前期:11.6億円)
営業利益率:42.2%(前期38.2%)
売上:1.9億円(前期:1.8億円)、営業利益:0.04億円(前期:0.7億円)
営業利益率:2.4%(前期41.5%)
不動産事業の利益及び利益率が激減やん!
今回の決算短信には理由記載は有りませんでしたが3Q時に記載がありました。
(出典:2023年9月期第3四半期決算短信)
不動産所有権移転したので登記費用や税金がかかったってことね。
今期だけの特殊事情と考えて良いようです。
ストック売上も増加中。
この手の事業はシステム導入や販売後、保守契約を交わすことでストック収入が増えていきます。
安定的な収入源となります。
情報企画の今回の決算短信でも以下の通り結構な売上割合となってきているのがわかります。
(出典:2023年9月期決算短信)
前期の売上割合が約35%と記載があったので、
割合としては同水準だけど、
実額としては増加しているようです。
まとめ
・システム事業好調、不動産事業は増収だが減益(不動産移転に伴う一過性の費用大)。
・財務は盤石。
・2023年9月期増配!
・2024年9月期も増収増益、増配予想。
個人的には好きな部類の銘柄です。
2024年9月期もよろしく。
なんせ営業利益率たまらんわなー。
情報企画2023年9月期決算でした。
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