おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
続 高配当株 アルトナー。
前回の銘柄確認の続きで中期経営計画で気になるトコロを。
アルトナー中期経営計画(2023年1月期~2025年1月期)
業績目標。
中期経営計画の対象期間は、2023年1月期~2025年1月期。
(出典:中期経営計画 新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書)
・売上:116億円
・営業利益率:14.0%
営業利益率上昇は実現できると超うれしい。
事業活動の柱に「カーボンニュートラル」を据えて、採用、教育、営業の社内体制を構築していくようです。
具体的には「カーボンニュートラル」が絡んだプロジェクトに配属する場合の技術者単価を従前より10%向上させる方針。
重要指標。
(出典:中期経営計画 新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書)
・ROE:20%以上
・配当性向:50%以上
ROEについては上図の通り低下気味ですが特に問題ないと思います。
昨日の銘柄確認で見たように盤石の財務内容(自己資本比率や現預金保有割合)を鑑みると、ROE20%以上で御の字。
寧ろ高配当株投資を行っている身としては、
配当性向を50%以上としてくれている方に着目します。
ありがたい!!
この点純粋に株主還元を高めることだけが目的ではなく、次項のプライム適合基準への対応の為という側面もありそうです。
プライム適合基準への対応
(出典:中期経営計画 新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書)
アルトナーはプライム市場を選択しているものの、現時点では適合基準を満たしておらず改善が必要になっています。
流通株式時価総額が足りてない!
その為以下の施策を行う方針です。
(出典:中期経営計画 新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書)
配当性向の向上、自己株式の取得を
通じた取引の活発化。
アルトナーは確かに過去ほとんど自己株の取得がありません。
今後は機動的に自己株取得が為されると嬉しいですね。
尚、今以上に現預金を積み上げていくと自己資本比率は上昇しROEは低下していく傾向になりそうです。
従って前項のROE20%以上という目標からも、利益は今後も
積上げていくものの株主還元も高めることで自己資本比率や
現預金水準を今以上にそんなに高くするつもりはないともいえそうです。
もう充分やし!
そんな、アルトナーの中期経営計画で気になったトコロでした。
プライム適合基準への対応もあって、株主還元が厚くなるのは間違いないと思うのでのでその辺りは期待しておきましょう!
コメント