高配当株 キヤノンの2021年12月期第2四半期決算が、少し前ですが7月下旬に発表されています。
最近は業績低迷していましたがどうだったのでしょうか。
高配当株 キヤノン 2021年12月期第2四半期決算
概況
(出典:2021月12期第2四半期決算短信より)
- 売上高:1,724,584百万円(前年同期比+18.5%)
- 営業利益:147,833百万円(同+877.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:105,603百万円(同+707.9%)
前年同期に比べると大幅な業績改善です。
何より営業利益率が、8.5%と大幅に改善しています!
荒波さん
よしゃ!
セグメント別にみると、メディカルの低利益率は相変わらずですが、その他のセグメントの利益率は回復しています。
(出典:2021年12月期第2四半期決算説明資料より)
2021年12月期 通年予想
業績予想
前期決算発表時から修正はありません。
といっても、上記のように決算発表約10日前に上昇修正を発表しています。
第2四半期の実績から見ると、納得感のある着地見込みではないでしょうか。
配当予想
年間90円。前年の80円からは10円増配です。
ちなみに過去の配当性向は下記。株主還元に積極的で有名な会社ですが、業績低迷に伴って配当性向が100%超えていました…。
(出典:IRバンクより)
無理した配当性向はもう要らないので、そこそこでお願いします(笑)
営業利益率
また、特に大きな目的があったわけではないですが、ここ20年程度の営業利益率を並べてみました。
デジカメ全盛であった2000年代前半の営業利益率を目指すのはなかなか難しいかもしれませんが、なんとか8%~10%程度をキープしてもらえれば、引き続き高配当株投資の対象として保有していけるのではないかと漠然とではありますが感じています。
もりっこ。
メディカルの底上げ、その他のセグメントについては
営業利益率10%ラインの死守を。
それでは、よい1日を!
尚、当然ですが、これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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