ウクライナとロシアの戦争の影響を受け相場が荒れています。
元々2022年の投資環境については米国の利上げ等もありあまり良い予想はなされていませんでしたが、2月、3月の時点でこんな相場になろうとは。
ここ数年の投資の答え合わせ。
高配当株投資を行う上で大事なことの1つに、できるだけ資金効率の良い投資を心掛けることがあります。
まぁどんな投資でも同じと言えば同じですが(笑)
高配当株投資の場合評価益を狙わないのでより重要な気がします。
従って、相場が崩れている時に、買いにいけるかどうかがは重要なポイントの1つです。
一番良い精神状態なのは、「相場下がったら、〇〇銘柄安く買えるなー」とちょっとワクワク・ウキウキ(不謹慎な表現でどうかとは思いますが)しながら買い出動を待てること。
そうであれば、ここ数年の投資が良かったことかと思います。
具体的に言えば、
- キャッシュ余力が残っている。
- 世の中の情報に過度に惑わされず(必要な、質の良い情報も勿論あります)、結果的にですが、高値で銘柄に飛びついていない。
- ポートフォリオの中である程度業種や銘柄分散している中、ある銘柄のポジションが高すぎて仮に安値で購入できる状況になっても増やしづらくなっていない。
なんて感じでしょうか。
2番目の項目については、
結果的に高値であっても、投資ルールの枠内(例えば配当利回り〇%以上とか)である程度買っているのは問題ありません。
どこまでその銘柄や相場が上昇していくかはわからないので、少しづつ追っていくのは投資元本や配当収入を増やす為には必要と思います。
3番目の項目については、
数値的に何が適正かというのは言いづらいものがあり、感覚的な話になり恐縮ですが、
この気持ちよりも、「安くなったら買い増しできるけど、更に安くなったら損失が大きすぎる」という不安の気持ちの方が大きい場合は、その銘柄のポジションが高くなりすぎているということではないでしょうか。
翻って、私。
3番目の項目に関連して、ちょっと持ちすぎてたなぁという銘柄が1つあります。
時々ブログで書いていますが、なんか我慢できず買っちゃうという悪い癖がありまして…。これでも以前よりはマシになりましたけど。
高配当株投資に気づくのが50歳前とちょっとスタートが遅めだったので、早く元本増やさないとという思いもあり…。
偉そうにブログやってる癖に、アホやな。
ホントに…。
それでもポートフォリオ全体としては結構な評価益をキープしていますので(高配当株投資に評価損益は関係ないですが、それでも評価益だと嬉しいのは事実)、ここ数年の投資はそんなに悪くはなかったかなと思っています。
ここからは更に雑感。
戦争って、前回のコロナやさらにその前のリーマンとかと比べると、やはり混沌としていると感じます。
コロナやリーマンショック時であれば、世界的に”良い方に”というベクトルが概ね同じ方向だったと思います。
その為、相場が崩れても、例えばワクチンが普及すればなんとかなる、という良くなる未来が想像しやすかったのですが、戦争の場合は少し違うのかなと感じています。
日本の廻りの隣国を見て安全保障上のリスク上昇をとなえる方もいるね。
今回の戦争は、世界的な金融・経済に与える影響も多く、そんなに簡単に今回の相場危機が過ぎ去るのかよくわかりません。
とはいえ、停戦等が行われると相場は落ち着きを取り戻すであろうことも想像に難くありません。
後で振り返ると、このような混沌した時に勇気をもって買えると良いこともわかってはいますが、見通しが悪いというか、わからないっていう感が強いですね。
でも買うけどね。
いずれにしろ早く戦いが終わることを祈りましょう。
それでは、よい1日を!
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