高配当株 5857アサヒホールディングス
2021年3月期第3四半期決算はソフトバンクG程ではないですが(笑)、なかなかの勢いがある決算でしたね。
高配当株アサヒホールディングス2021年3月期第3四半期決算
2021年3月期第3四半期決算
(出典:2021年3月期 第3四半期決算短信より)
はい。増収増益です!
貴金属価格の上昇の恩恵を受けています。
しかも、営業利益率が12.3%から14.3%に上昇しています。
営業利益率の上昇は素敵。
2021年3月期予想
2021年3月期予想も上方修正されています。
配当も上方修正!
(出典:決算説明資料より)
年間配当も2021年3月期は170円となりました。
上記のように配当性向50%を目処とすると2021年3月期末はもう少し増配余地ありそうですが、”安定的に”ともあるので過去数年の推移から見て急激な増配には慎重なのかもしれません。
とはいえ、決算期での更なる増配も期待できるかもしれません。
期待しすぎず期待しましょう(笑)
分割します!
これまた嬉しいリリースです。
大分株価が高くなってきたので、
分割後は多少買いやすくなるかもしれませんね。
一方で、株主優待は廃止されるそうです。
2021年3末の株主優待が最後のようですが、HPを見る限り健康器具等の割引購入のようなので、個人的には魅力を感じません。
その分配当支払に注力してもらえれば幸いです!
高配当株投資における アサヒホールディングス
2021年2月8日時点で配当利回りが約4%と1年前と比べて株価はかなり上がっていますが、まだ充分な配当利回りがあります。
またPER6.7倍と割安水準と考えて良いと思います。
貴金属回収量と貴金属価格に業績が大きく左右されるという意味では安定的な銘柄ではないと思いますが、大幅な金融緩和の経済環境下で貴金属価格の高騰が予想されている中で、投資を検討しても良いと思います。
普通に銘柄を確認すると営業CFの△ということで敬遠する投資家も少なくないですが、中身を見てみると営業CFの△もそんなに気になりません(詳しくは「高配当株投資 銘柄分析 5857 アサヒホールディングス」)。
資源上昇の恩恵を商社株で受けるのと同じく、貴金属価格上昇の恩恵を株式を通じて享受するには良い銘柄かと思います。
コモディティ価格への感応度、配当利回り、
PERの低さ等、本当に商社株に似ているかも。
それでは、よい1日を!
尚、当然ですがこの銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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