おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 ヒューリック。
少し前ですが3Q決算発表ありました。同時に通期上方修正と増配を発表してくれました。
引き続き事業好調な模様です！
2024年11月5日現在の株価は1,435円、
配当利回りは3.76％。
ヒューリック 2024年12月期3Q
経営成績。
（出典：2024年12月期3Q決算短信）
営業利益：888.1億円 （同 ▲2.3％）
経常利益：816.4億円 （同 ▲2.3％）
親会社株主に属する当期純利益：545.9億円 （同 ▲6.9％）
ただ賃貸はともかく不動産売却は定期的に一定の業績を、というわけにはいかないので、多少業績はブレます。
後記していますが、
通期業績予想が良いので、
特に問題ないかと。
通期業績予想は上方修正を発表しております！
4Qに大型物件売却も
予定されているようです。
グランドニッコー東京台場
みたいやな。
また、不動産事業内の賃貸管理収益・利益も順調に上積み中。
（出典：決算説明資料）
やはり賃貸の方が安定的だとは思うので、
今後も増やしていって欲しいと思います。
スライドは掲載しませんが、空室率は1％以下＆賃料増額も実施されていて良い状況かと思います。
財政状態。
（出典：2024年12月期3Q決算短信）
自己資本比率は少し低下。
総資産3,538億円ほど前期末比で増加。
主な要因は販売用不動産、土地、投資有価証券の増加。
継続的な物件仕入や
開発・建替を進めている模様。
ちなみに有利子負債も約2,900億円増加。
業種的に物件仕入を行う以上は有利子負債が必要、
以下の通り現時点では特に心配無さそうです。
（出典：決算説明資料）
尚、短信にCF計算書記載はなし。
①増収減益決算。
②但し通期予想では増収増益予想（今回修正アリ）
③継続的に物件仕入・建替実施。
通期業績予想
業績予想。
（出典：2024年12月期3Q決算短信）
営業利益：1,570億円 （同 +7.4％）
経常利益：1,500億円 （同 +9.1％）
親会社株主に属する当期純利益：985億円 （同 +4.0％）
今回上方修正アリ！
（出典：会社の保有方針に合致しない物件の
売却を進めていることが要因。
結果、、、
⇒ 全ての利益項目において過去最高益を更新予定。
⇒ 中期経営計画最終年度2025年度の目標経常利益及び当期純利益を1年前倒しで達成する見通し。
素晴らしいやん！
過去の経常利益推移、、、
（出典：Investors Guide）
小さな文字は見にくいですが、
グラフイメージだけでも大きく育ってきている感が
伝わりますね。
配当予想。
年間54円（2023年12月期から 4円増配）。
当初は52円予想だったのですが、
今回更に2円増配予想となりました！
（出典：Investors Guide）
15期連続増配中～
ありがたや～！
見事！
ヒューリック 気になるトコロ
レーサムTOB。
レーサムをTOBしています。
こちらも持株でした。
ちょっと残念！
レーサム連結後のPLインパクトは2025年12月期からとなります。
2024年12月本決算時に発表となる通期予想大注目です！
中経前倒しへ。
今回の通期業績予想が無事達成されると、現在の中期経営計画フェーズⅡの目標値が1年前倒しでの達成となり、この場合は現行中経フェーズⅢを1年前倒しで策定とのこと。
（出典：決算説明資料）
ちなみにヒューリックさん。
前中経も4年前倒しで達成されております。
イケイケやなー。
リーマンの記憶の有る身としては、
賃貸事業が厚いとはいえ、
景気敏感不動産業である点は忘れずに
認識しておきたいトコロ。
今までは良かったけど、
永久にこのペースってわけには
行かないですもんね。
まとめ
・4Qに大型物件売却あり、心配なさそう。
・賃貸収益も順調に上積み。
・2024年12月期上方修正＆増配！！
・レーサムTOB実施、2025年12月期より連結インパクト。
・中経フェーズⅢ、1年前倒しも。
減益ですが特に問題さそうです。
通期の修正後業績無事に達成して、中経フェーズⅢの前倒しとなるよう期待します。
賃貸収益割合も大きく、
物件も耐震化や都市圏優良物件に絞るといった、
不動産業の中では比較的安心感のある銘柄と思います。
それでも不動産売却をする以上ある程度の業績のブレや、
金利上昇リスクはありますが、今の所良い感じかと。
さてさて、12月の本決算楽しみ楽しみ♪
ヒューリック2024年12月期3Q決算でした。
それでは、よい1日を！
励みになります。よろしければ。
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