おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 JT(日本たばこ産業)。
2021年12月期第1四半期決算が発表されています。
高配当株投資を行っているほとんどの人が大好き(?)
高配当株 JT 日本たばこ産業 2021年12月期第1四半期決算
概況
(出典:2021年12月期第1四半期決算短信より)
- 売上高:547,366百万円(前年同期比+5.3%)
- 営業利益:160,129百万円(同+24.2%)
- 四半期純利益:114,039百万円(同+31.3%)
なかなか良い数字の四半期決算です。特に営業利益率が、24.8%から29.2%と、かなり上昇しています。
高配当株投資を実践する中でも、EPSや最終利益より営業利益(率)を
重視しているので、この点はとても嬉しく思います。
セグメント別
やはり海外たばこ事業が大きくけん引しています。
(出典:2021年度 第1四半期 決算説明会資料)
何度もJT関係では記載していますが、既に国外たばこ事業がメイン事業なので、この事業の趨勢がJTの決算には大きく影響します。
販売数量も単価も上昇していますね。
ちなみに、国別の販売動向等もう少し詳しい内容がありますので、こちらも併せてどうぞ。
2021 年度 第 1 四半期 決算レポート
2021年12月期 通年予想
業績予想
第1四半期が良い数値だったのですが、コロナの影響もあるので通期予想は据置で第2四半期決算時に精査するとのこと。
既に第1四半期で以下の進捗率、
上昇修正の可能性も充分ありそう。
- 売上高:26.3%
- 営業利益:44.1%
- EPS:47.3%
また、為替の想定についても当初より優位(円安)で推移しているようで、現時点の為替水準のままだと営業利益200億円の上昇要因になるそうです。
まぁ為替はよくわからんので、
この辺りはあまり期待せずにおきます(笑)
配当予想
年間130円。
前年の154円からは24円減配のまま。
上記のとおりのEPSの進捗率なので
今後の増配余地もあると思います。
気にしておくべきは、2012年12月期決算において発表された配当性向75%目安です。
少し数字遊び。
仮に今回のEPS4倍で本決算着地するとEPSは約250円、
配当性向75%なら配当180円程度に増配可能性?
まぁこれは楽観しすぎです。
相変わらずたばこ以外の事業は育っていない。
JTの課題といえる、たばこ事業以外の事業の成長。
こちらはなかなか進んでいません。
このあたりが改善されてくると、
とても投資しやすい銘柄になりそうです。
個人的にJTを見る場合のスタンスは、
・なんといっても国外たばこ事業の伸びが生命線。先進国の喫煙者は減少傾向にあると思われるが、シェアの獲得や、先進国以外の市場の伸びに期待。
・たばこ事業以外の柱ができるといーなー(ちょっと遠い目で(笑))
なんやかんやで全体としては良い第1四半期の数値でしたね。
コメント