おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
高配当株候補 日本駐車場開発の2022年7月期決算確認しました。
(「候補」と付いてるのは、まだ高配当株投資の対象にはし切れていないちょっと「保留」的な位置づけです。)
珍しい7月決算。
2022/9/16時点株価189円。配当利回り2.78%。
高配当株候補 日本駐車場開発 2022年7月期決算
損益状況。
(出典:決算説明会資料)
営業利益:45.8億円 (同 +40.4%)
経常利益:46.3億円 (同 +34.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益:31.2億円 (同 +33.8%)
ええやん!
営業利益率の改善も嬉しい。
過去の履歴からも見てわかる通り、売上高、営業利益、経常利益過去最高数値。
(出典:IRバンク)
こりゃ素晴らしいね☆
セグメントの状況ですが、全てのセグメントで増収総益。
(出典:決算説明会資料)
セグメント別の営業利益率は、
・スキー場事業:4.6%(前期:営業利益▲)
・テーマパーク事業:19.3%(前期:17.3%)
決算短信や決算説明会資料のコメント確認したところ、
駐車場事業
・前期取得物件が通期寄与
・海外は、地政学リスクから中国・台湾撤退、インドネシア休業→タイ・韓国へ集中(タイ・韓国増益)
スキー場事業
・コロナ悪影響期間以外は堅調。
・グリーンシーズの来場者過去最高。
・インバウンドなしでの黒字化達成。
テーマパーク事業
・団体顧客の来場者数増加。過去15年で最高。
・グランピング等の新たなニーズを捉えている。
好調な1年だったことが伺えます。
地政学リスクへの対応も評価できるかも。
来期業績予想
業績予想。
(出典:決算説明会資料)
売上、各利益とも過去最高の予想。
売上高:294億円 (前年同期比 +11.9%)
営業利益:57億円 (同 +24.4%)
経常利益:56億円 (同 +20.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益:36億円 (同 +15.2%)
引き続き好調です。
株主還元。
(出典:決算説明会資料)
増配も自己株取得も!
やった~!
配当性向も50%切るので健全な方向にいってるね。
一方で自己資本比率はもう少し欲しいかな。
どうしても設備投資が必要な事業なんである程度仕方ないが…。
高配当株候補 日本駐車場開発 気になるトコロ
単純に指標から。
自己資本比率。
上記の通り自己資本比率もう少し欲しいトコロ。
スキー場やテーマパーク或は駐車場設備等を
使用する業種の為ある意味仕方がないとはいえ。
ちなみに2022年7月期の有利子負債残高は約93億円あるものの、一方現預金は116億円(総資産の42%も保有)なので自己資本比率は低めですが、安全性に問題はないレベルではあります。
借入自体もコロナ禍において財務基盤を厚めにするため増やした経緯もあります。
まぁ目をつぶっても良い感じではありますね。
PER。
PERは16.8倍(2022/9/16時点)。
個人的なルールではちょい高目かな。
配当利回り。
配当利回りは、2022/9/16時点で2.78%
高配当株投資の対象としては
ちょっと低いので投資しづらい。
ここ数年は時々配当利回り3%を超えるタイミングがあるものの、上記のように業績が好調なため株価も堅調。
なかなか配当利回り3.5%は超えづらい状況ではないでしょうか。
主な経営指標。
会社側で資料に掲載している主な経営指標は以下。
駐車場事業
スキー場事業
テーマパーク事業
(いずれも出典:決算説明会資料)
・物件数や総台数減少については、地政学リスクからの一部海外撤退や国内も閉鎖物件アリ。
スキー場事業
・ウィンターもグリーンも好調。
テーマパーク事業
・いずれも入場者増加。
駐車場事業の物件数や総台数については引き続き着目でしょうか。
今期は前向きな理由の減少とはいえ、本来は増加が望ましいので
今後も気にしておきたいですね。
中期計画の内容。
今回確認した決算説明会資料に中期計画の情報も掲載ありました。
この部分はまた日を改めて確認したいと思います。
まとめ
・来期予想も過去最高売上、利益を予想。
・13期連続増配。
・自己株取得も。
・配当利回りは少々低めで投資しづらい水準。
業績、株主還元は文句なし。
正直個人的には今すぐは投資しづらい。
継続的に気にしておきます。
日本駐車場開発でした。
もし気になったら銘柄調べてみて下さいね~。
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