23日水曜の配信記事ですが、ヤフーニュース(産経新聞)に以下のような記事が出ておりました。
日本企業にも脱ロシアの動き「事業環境厳しい」
そりゃそうだよね。
大手企業の影響(産経新聞記事より)。
こんな記事です。
(出典:ヤフーニュース(産経新聞)より)
記事はまだ続きがありますので、興味ある方はリンク先でご一読を。
また、記事中の表を拡大すると、
やはり高配当株投資を行っている人は、JT日本たばこ産業が気になりますね。
私の方でも、ロシアとウクライナの戦争開始と会社からのリリースを受けて以前1度ブログ記事upしています。
興味のある方はそちらも是非。
23日のJTの株主総会でもこの辺りの発言があったようで、こちらもヤフーニュースから紹介します。
高配当株 JT日本たばこ産業の株主総会での発言。
(出典:ヤフーニュース(TBSNEWS)より)
大きいねー。
まぁ、可能性だけどね。戦争や経済制裁長引けば影響大きくなるよね。
2022年12月期予想からひも解く減配可能性。
JTの当期業績への影響。
JTの2022年12月期予想は以下でした。
(出典:2021年12月期決算短信 より)
- 営業利益:5,340億円
- 親会社株主に属する当期利益:3,560億円
- EPS:約200円
上記記事の450億円減益がどの段階利益か記事からは不明ですが、仮に親会社株主に属する当期利益ベースだとすると約12%の減益となります。
減益後は約3,100億円の最終利益ね。
EPSは、175円くらいになりそうです。
配当への影響。
JTは配当性向75%を掲げています。
つまり、2022年12月期の配当予想は年間150円ですが、もし実際に450億円減益すると年間配当は130円くらいに減配される可能性があるということです。
だからとって、売った方がよいと言っているわけではなく(そもそも銘柄推奨や売買推奨はできません)、高配当に期待して保有する場合は、減配リスクも頭に入れておきましょうということです。
売りたい人は売ればよいし、万が一減益して株価が下がるのなら買い増したい人は買い増しすればいいし、その辺りは知らんで~(笑)
また、記事からは ”為替の影響で” とあるので、ロシア国内での販売活動自体(現地子会社)はまだまだ可能なのでしょう。
従って、
- 原材料の購入等、国を超えた資金決済(資金移動できればですが)の際の為替差損。
- 連結財務諸表作成時の為替換算による円ベースでの収益減少。
といったような為替の影響かなーということを勝手に想像しています。
影響がはっきりしたら開示するとありますので、IR気にしておきましょう。
尚、当然ですが、この銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任で。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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