高配当株 4748 構造計画研究所 2021年6月期第1四半期決算

高配当株 takara&company 決算確認 4748 構造計画研究所

2020年11月13日に構造計画研究所の2021年6月第1四半期決算が発表されていました。

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高配当株 構造計画研究所 2021年6月期第1四半期決算

減収減益だが。

前年同期比減収減益です。


出典:会社HP 2021年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

2020年6月期は消費税増税前の駆け込み需要アリ。2021年6月期は通常運転で、2020年6月期以前より好決算を予想している。

減収減益ですが、2020年6月期は消費税増税に対する駆け込み需要があったようで、そもそも2021年6月期の決算予想は2020年6月期より減収減益を予想しています(後述)。そしてその減収減益予想ですが、消費税駆け込み需要前と比べると、増収増益予想となっています。


出典:バフェット・コード

また、構造計画研究所の顧客は3月決算が多いようで、毎期3月~6月に成果品の引き渡し(つまり売上計上)が多いという特徴があり、2021年6月期の決算予想、それに対する例年の1Q進捗率、或は受注状況も通期の見通しに沿った内容とのことです。

もりっこ。
もりっこ。

特段収益・利益面においては、現時点においては心配なさそうです。

有利子負債は増加

2020年6月期末と比較すると自己資本比率はどちらも約41~42%とほぼ同じですが、有利子負債は552百万円増加(主内容は短期借入金760百万円増加)しています。増加しているので懸念点と言えば懸念点ですが、前期も前々期も第1半期は同程度の短期借入金が発生していますので、特に心配しなくてもよいかと個人的には考えています。

もりっこ。
もりっこ。

恐らく、第1四半期では売上の計上が少なめなので、原価支払や納税資金等のため毎年生じている内容ではないかと推察します。ただ、この会社に関しては、もう少し有利子負債を減らして欲しいのが正直なところです。

高配当株 構造計画研究所 2021年6月期決算予想

決算予想

上図の決算短信にもあるように、下記の予想となっています。
売上:12,700百万円
営業利益:1,500百万円(営業利益率11.8%
当期純利益:1,000百万円

配当予想

年間100円予想(2020年6月期は特別配当20円が加算されて120円)

かえでさん。
かえでさん。

普通配当だけなら配当維持だね。

また、構造計画研究所は日本では珍しい四半期ごとの配当支払を行っています。これは株主還元姿勢の表れともいえますし、決算期の兼ね合いで、配当支払資金の分散を図りたいということかもしれません。

 

それでは、よい1日を!

 

尚、当然ですが、この銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任で。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。

 

 

 

 

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